エクステリアのヒント
車の磨き方とワックスのかけ方

- 年に2回ワックスをかけることで、洗車が楽になり、車の表面が保護されます。
- より効果を得るために、ワックス前に洗車をしてきれいな状態にしてください。
- 施行後のひび割れを防ぐために、日陰の涼しい場所を選んでください。
車用塗料の品質が大幅に向上しても、薄いクリアコート仕上げなどは酸化や環境によるダメージから保護する必要があります。そこで、車のポリッシュとワックスのかけ方を知っておく必要があります。定期的にワックスがけをすれば、太陽光、雨、大気汚染、道路の汚れ、タール、虫、そして鳥の糞などによるダメージから車を保護し、ツヤを長持ちさせることができます。
降りかかる水滴が車の表面で玉状にならなくなると、そろそろワックスがけの時期です。塗装のヒビやキズ、劣化から車体を保護するために、年に2回程度はワックスをかけましょう。また、ワックスをかけると表面が滑らかになるので、洗車がしやすくなり、傷もつきにくくなります。
車をピカピカに磨く方法
まず最初の専門的なワックスがけのアドバイスは、ワックスがけの前に車をしっかり洗ってきれいにすることです。これにより、汚れや表面のザラザラが除去され、ワックスがけの効果を最大限に引き出すことができます。使用すべきカーシャンプーや洗車用具については、エキスパートによる洗車のページで詳しくご紹介しています。
車のポリッシュ
車の磨き方を決める際、各種ポリッシュ剤には、塗装面に付着した不要な汚れを「削る」研磨剤が含まれていることにご注意ください。強くこすりすぎるとクリアコートが傷つくので、使用の際は優しくこするようにします。ワックスと同様な方法でポリッシュ剤を塗布しますが(以下を参照)ポリッシュに含まれる研磨剤は適切に塗布されないとダメージを与える可能性があるので、あまり力を入れすぎないようにしてください。
いろいろなタイプのカーワックス
あなたの車に最適なワックスとは
ワックスがけの前に最も重要な事のひとつは、クリアコートに安心して塗布できる非研磨性のワックスを選ぶことです。
- 最初の選択肢として、未だ多くの人はカルナバベースのワックスを選びます。カルナバベースのワックスは、天然ワックスの中でも最も純度が高く硬く、深みのある光沢を生み出します。
- ペーストワックスは最も扱いにくいものですが、長期間にわたって優れた保護効果を発揮します。ペーストワックスの多くには、フォームアプリケーターパッドが付属していますが、パッドがない場合は、テリークロスのタオルで代用できます。
- 合成ワックスも良い選択肢です。塗りやすさと耐久性を兼ね備えています。
どのタイプのワックスを使用する場合でも、日陰で作業するようにしてください。車の表面が熱すぎると、ポリッシュ剤やワックスが早く乾燥してしまいます。
車のワックスがけ - コツとテクニック
ワックス塗布のコツ
ワックスがけのテクニックとして、厚く塗るよりも薄く均一に塗るようにしましょう。車体を部分部分に区切って作業を行い、ひとつの区分に少量ずつワックスを塗布して、バフがけの前に塗布したワックスやポリッシュ剤が長時間乾燥状態にならないようにします。
ワックスを塗布する際は、製品の使用説明書に特に別途の記載がない限り 、布やタオルの縫い目と平行になるように左右に動かすことでスジ状の塗りムラを防ぐことができます。車体の表面が熱すぎると、ポリッシュ剤やワックスがすぐに乾いてしまうので、ワックスがけの作業には涼しい日の日陰を選んでください。
ワックスのバフがけ
ワックスを塗った後、上から重ねて円を描くようにバフがけをすると、残留物が取り除かれ、つやが出てきます。長くバフがけするほど、つやが増します。バフがけを終えても、まだパッチが残っている場合は、車を太陽のあたるところに10〜15分間駐車します。ワックスを温めることで、バフがけの効果が上がります。ただし、日差しで車が暖まりすぎてワックスが柔らかくなってしまわないようにご注意ください。