• 定期的なケアは、有害な紫外線や熱からインテリアを保護するのに役立ちます
  • ケアを怠ると、内装の褪色やひび割れ、変色の原因となります
  • プロテクタントは、ビニール製、ゴム製、レザー製の内装部を美しくキープするのに最適です

車の内装は常に日光と熱にさらされています。ダッシュボードやシートのゴムやレザー、ビニールは、正しいケアを怠ると、時間の経過とともに変色や乾燥、ひび割れが起こります。プロテクタントには汚れを除去し、紫外線ダメージから内装を保護する成分が含まれているため、ビニール製などでできた内装部を効率よくケアすることができます。

ビニール製内装のベストな掃除方法

多くの車で一般的にビニール製の内装部が存在しています。最適なケア製品を使っていれば、これら内装部の表面をきれいに保つことは容易です。しかし、そうでない場合には、ビニール製シートに生じるカビなどを除去する作業が必要となってきます。

ビニール製カーシートのケア方法

ビニール製シートのケアには、石鹸と水、またはプロテクタントを使用してください。石鹸と水を使用する場合、できるだけ少量の水を使用し、クッションやパッドに水が浸み込まないようにすばやく乾かしてください。

ブラシまたは歯ブラシを使って縫い目に沿ってプリーツを掃除します。掃除後は、日光から保護するためにプロテクタントを塗布してください。既にビニールが日焼けで褪色している場合は、繰り返し塗布すると光沢を取り戻せる場合があります。

プロテクタントの製品によって光沢の出方も違います。お好みの光沢感をお選びください。

保護スプレーを使用する場合、拭き取り布は洗浄やプロテクタントの効果を吸収してしまうことがあるので、布に散布しないで、直接表面にスプレーするようにしてください。

ビニール製フロアマットのベストな掃除方法

フロアマットがゴム製やビニール製の場合、掃除は簡単です。まず、車からマットを取り外し、よく振ってほこりや汚れを取り除いてください。次に、石鹸と水できれいに掃除します。繰り返しますが、完全に乾かすようにしてください。

ゴム製内装のベストな掃除方法

ゴムとプラスチックは、カーマットとドアジャム、あるいはドアシールなど、ドアを密閉する部分に使用されています。

ゴム製カーマットとドアシールの掃除方法

車のマットとゴム製のドアシールは、他のゴム製のアイテムと同様に、石鹸と水、そしてプロテクタントを使ってケアします。

他の同素材の内装部分をクリーニングした要領で、ドアパネルをクリーニングしてください。ドアの排水口が掃除されていることを確認してください(ドアの下部にあります)。詰まっている場合は、パイプクリーナーなどの細いワイヤーブラシで取り除きます。ドアジャム部分を湿った布で拭きます。

ビニールとプラスチックのドアパネルを石鹸と水またはクリーナーで掃除します。それらが乾いた後、プロテクタントを塗布します。

プラスチック製やゴム製のドアパネルも同じ手法で掃除します。

石鹸水に浸した布でゴム製のドア嵌合部を拭き掃除します。乾いたらプロテクタントを塗布し、ベストの状態に保ちます。

カーマットの場合は、ビニール製マットと同様のやり方で掃除します。車から取り外し、よく振ってほこりや汚れを取り除きます。石鹸と水で掃除します。繰り返しますが、完全に乾かすようにしてください。

プラスチック製ダッシュボードの掃除

プロテクタントがダッシュボードの劣化やコンソールのひびの原因となることはありません。プロテクタントはダッシュボードの表面に浸透し、光沢を与えて紫外線からの保護を提供して、プラスチック表面の寿命を延ばします。

インパネなどのデリケートな部分の周りで作業するときは、塗布する前に布にプロテクタントをスプレーするか、ワイプやジェルを使用するなど、過度な塗布は避けてください。

通気孔などの狭い場所を掃除する時には、プロテクタントを染み込ませた綿棒を使用します。狭い場所を掃除する時には、プロテクタントワイプやジェル、歯ブラシも使用できます。

レザー製のドアジャムとパネルの掃除方法

レザー製ドアジャムパネル

レザー製のドア接合部のパネルは、他の皮革部分と同様、レザー専用クリーナーで掃除してプロテクタントを塗布してください。

歯ブラシなどの小さなブラシを使用して、ドアハンドル、プル、ウィンドウクランクの周りを掃除します。これにより表面の汚れやこびりついた汚れを除去します。この後、レザー用プロテクタントを塗布します。

掃除後、ドアのラッチ装置に潤滑剤を塗布するようにしましょう。特殊な潤滑剤が必要かどうかをオーナーズマニュアルでご確認ください。